科学技術科と情報科学科は、「一握りのエリートではなく、企業(実社会)の第一線で活躍できる真の技術者を育てる」という建学の精神のもと、愛知工業大学との高大7カ年接続教育を行っています。STEAM 教育の充実を図り、AI 時代をリードする技術者の育成をめざしています。
科学技術科
情報科学科
現実の社会における様々な課題を解決する力や、今までにないものを創造する力を育成するうえで必要な5つの分野を総合的にまとめた教育手法です。
科学や数学に基づくアイデア、
ものづくり(設計)と
正確な技術、感性豊かなデザイン
「科学」と「技術」どちらの基礎も大切に、頭と手を使った教育をめざします。愛知工業大学との高大接続STEAM教育で、持続可能な未来を「想い」「描き」「創る」力を育みます。
STEP1
企業や大学教授による外部講師の授業で最先端科学技術や生命科学を学びます。
STEP2
愛知工業大学へ出かけ、各学科の先端設備や施設を使って実習や実験を行います。
STEP3
グループに分かれて課題研究を行い、愛知工業大学の先生方の前で発表します。
STEP4
高大接続審査を経て愛知工業大学の各学部・学科・専攻へ進学し、学びを深めます。
STEP1
先端科学技術入門
現場で活躍する講師陣を迎え
最先端の科学技術に触れる
ロケット開発の企業の方や、創薬を通して先端の生命科学に携わる方、また大学の先生による授業が毎週行われます。多分野を広く横断的に学ぶことで興味を深め、自分の夢を具体化していきます。
「建設の現在と未来」
株式会社竹中工務店
「ロケット開発の現場から」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
「サイバーセキュリティについて」
住友電気工業株式会社
「バイオテクノロジジー—再生医療について—」
株式会社J-TEC
「人の動作をアシストするロボット」
愛知工業大学工学部機械学科
「医学研究における工学と情報学の重要性」
旭川医科大学医学部
STEP2
Meiden Labo in AIT
大学ならではの施設・設備で
本格的な実験や実習を実施
科学技術科は年5回、情報科学科は年3回、愛知工業大学で実習や実験を行います。自動運転の実験やプログラミングなど、分野ごとに多彩な実習を行いながら、専門性を深めていきます。
STEP3
課題研究
専門の域を超えて連携し
チームワークで研究に取り組む
専門分野を横断して研究グループを結成し、自分たちでテーマを決めて各自が得意分野を担当しながら研究に取り組みます。12月には愛知工業大学の先生方を前に研究成果の発表を行います。
「生分解性プラスチックの断熱効果」
「身体補助ロボット」
「EVカートの制作」
「過疎地域活性化プロジェクト」
「男女共同社会参画と保育所」
「生成AIに関する問題の対策と創作物投稿サイト『I-PRO』の制作」
STEP4
愛知工業大学
3年間で進化させた学びを
愛知工業大学で深化させる
1年生での幅広い学びに始まり、2年、3年と進化してきた学びの中で培った将来の希望や、興味を持った学部・学科・専攻に進学します。大学ではさらに専門に特化し、学びを深化させます。
愛知工業大学へは希望者全員が進学できますか。
3年間の学業成績や生活状況などの出願要件を満たせば、高大接続審査(専願制)を経て進学することができます。
愛知工業大学以外の進路を選択できますか。
愛知工業大学以外に進学することも、就職することも可能です。ただし、STEAM教育を行っている本校専門学科は、学年が上がるごとに専門科目が多くなるカリキュラムになっています。他大学を受験する場合は、受験科目が本校のカリキュラムに合っているかを調べておくことが必要です。また、愛知工業大学へ進学するための高大接続審査は専願制となっています。
入学後に科の変更はできますか。
専門学科では1年次には科学技術科と情報科学科のミックスクラスを編成し、2年生進級時に改めて科の希望調査を実施します。入試で合格した科が優先されますが、定員に空きがあれば変更することが可能です。変更希望者が多い場合は、1年生の学業成績等によって選考されます。なお、専門学科から普通科に転科することはできません。