本学園が設置する愛知工業大学名電中学校及び愛知工業大学名電高等学校においては、校訓「誠実・勤勉」のもと「スポーツは健康を増し、精神を練り、そのルールを正しく守ることによって、社会における正しい生き方の基盤を学ぶことができる」(名古屋電気学園初代理事長後藤鉀二先生)との考えに立って、課外活動として卓球部をはじめとする運動部活動を奨励した。そして今日に至るまで、吹奏楽部などの文化部活動も含め、部活動を建学の精神を具現化する教育活動の柱の一つとして位置づけて、その活動環境の整備に努め、多くの部が各種大会等において優秀な成績を収めてきた。
今後も、これまでの実績を踏まえつつ指導方法等の工夫改善を図りながら、部活動を通して健全な精神と身体を養い、学習面における主体的・継続的な取り組みとあわせて、ものづくりをはじめ、スポーツや文化活動なども含めた幅広い分野において社会や地域の発展に貢献できる生徒の育成を目指すこととする。
創立者 後藤喬三郎先生は「人格の修養が人生において最も大切である」という考え方に立ち、『誠実の人、努力の人、素直な人となれ」と諭されて、校訓「誠実・勤勉」が設定されました。そして、次代 後藤鉀二先生はこの校訓にともなって「初心不忘、至誠一貫」を訓じて具現化を図られ、本校に入学した時の初心を忘れず、誠実にやり遂げることの大切さを教えられました。「スポーツは健康を増し、精神を練り、そのルールを正しく守ることによって、社会の中における正しい生き方の基盤を学ぶことができる。身体と精神の健全な生徒を養成し、中部産業界のために貢献したい」と述べられたのです。
この考えに基づき、卓球部をはじめとするスポーツを奨励されたことが本校部活動の始まりとなり、スポーツだけではなく吹奏楽部をはじめ文化系部活動も創部されてきました。
創立百有余年を迎えた今も、教育の一環として社会に貢献する生徒を育成するために部活動の活性化に努めてきましたが、更なる発展を目指して、ここに「部活動宣言」を定め、取り組んでいきます。