科学技術科
進級時にワンステップずつ方向を絞り、興味ある分野への進学をめざします。
※1年次は情報科学科とのミックスクラスになります。
将来、科学技術系に進みたいという漠然とした夢をもっていても、実際にどんな分野があり、どんな技術が使われたり研究されたりしているのかは、なかなか知るチャンスがありません。この科では、1年生から3年生まで32単位のカリキュラムが組まれています。大学の先生や一流企業の講師による「先端科学技術入門」の授業を1年生からカリキュラムに組み込んでいるので、科学技術の最先端に早くから触れることができます。その他にも、さまざまな実習や体験授業など、将来進む分野を決めるヒントとなるたくさんの経験ができます。
エレクトロニクス・エネルギー・AI分野
(電気電子分野)
自然エネルギーによる電気の発生から、その回路、通信、プログラミングと、AI技術に関わる電気電子の知識を広く学びます。愛知工業大学の電気学科(電気工学専攻・電子情報工学専攻)につながる分野です。
ロボット・システムデザイン分野
(機械分野)
機械の作り方や、どのように加工するかなどを学びます。愛知工業大学の機械学科(機械工学専攻・機械創造工学専攻)や電気学科(電子情報工学専攻)につながる分野です。
立体造形・ディジタルアーキティクト分野
(建設分野)
建築や土木の模型を作り、建築・土木の基本構造をわかりやすく学びます。愛知工業大学の社会基盤学科(土木工学専攻・都市デザイン専攻)や建築学科(建築学専攻・住居デザイン専攻)につながる分野です。
環境・バイオ・マテリアル分野
(化学分野)
新素材、新材料、生命環境分析、生体関連科学、新薬の研究・開発・製造等の基礎となる「化学(工業化学)」系を中心に学びます。愛知工業大学の応用化学科(応用化学専攻・バイオ環境化学専攻)につながる分野です。
ミックスクラス
1年次はミックスクラスで、先端科学技術を学んでいく上での基本となる科目を学習。2年からは技術系の科目を学び、3年からは分野または科目選択をして実験や実習などに取り組みます。
課題研究
3年生になると、大学の卒業研究のように興味のあるテーマを自由に選んで、1年間かけて取り組む「課題研究」の授業があります。最後の授業では1年間の取り組みの集大成として愛工大へ出向き、分野毎の教授の前でプレゼンを実施。優秀な課題研究については、皆の前でのプレゼンも行います。
愛知工業大学への進学
愛知工業大学との高大7ヵ年接続STEAM教育を行っており、一定の条件を満たせば「高大接続審査」により愛知工業大学に進学することができます。もちろん就職する道、他大学進学や留学する道もあります。